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ペプシノゲン検査

ペプシノゲンとは?

胃の検査方法はレントゲン検査と内視鏡検査が代表的なものです。
最近、 血液中にある『ペプシノゲン(PG)』という成分を調べることにより、簡単に 胃の状態がわかるようになりました。
PGは胃内で産生され、その一部が血液中に流れ出します。PGは胃液に含まれる ペプシン(たんぱく質を消化する酵素)のもとになる物質で、胃の粘膜状態により 産生能力が変化します。人の肌の老化が進むとシワが多くなるように、胃の粘膜 も同じで、老化が進むとシワが多くなります。このことを胃の場合、萎縮性変化 といいます。この変化に伴い血液中のPG量が減少してきます。

胃の粘膜が萎縮すると胃の正常な働きが妨げられ、びらん性胃炎(胃のただれ)、 潰瘍や潰瘍性瘢痕(潰瘍のあと)などがあることが多いです。これらの原因の多くは ヘリコバクタ・ピロリ菌の慢性感染によることもわかってきました。これを除菌 することにより、危険因子を1つ減らすことができます。

検査内容

血液検査

血液中に含まれるペプシノゲンを調べます。
血液検査のある健診(定期健康診断等)と併せて実施すれば、簡単にできます。 もちろん、ペプシノゲン検査単独でもできます。

この検査の特長は血液検査なので、X線の被曝もありませんし、検査前後での不快感も ありません。何らかの理由でレントゲン検査を受けない、受けられない方に対してお勧めです。



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